i.MX 8M Plus評価キットにAndroidを入れてみる

 こんにちは。皆さん。


どうせやるならスタンドアロンで動かしたいよね、ということでAndroid搭載が時代にも沿ってていいのでは?と言い渡されました。

そこで届いたのがi.MX8MPLUS評価キット。
早速Androidを入れていきたいと思います。
筆者の環境はWindows11です。


Android Quick Start Guideに沿って実行していきます。

Webに表示されるスタート・ガイドではうまくいかなかったので13.0.0_2.0.0_DOCSにある Android_Quick_Start_Guide.pdf を参考にしました。


UUUダウンロード

まずUUUをダウンロードします。バージョンは最新バージョンではなく 1.4.182 です。
はじめ、最新版でやってうまくいきませんでした。

https://github.com/nxp-imx/mfgtools/releases/tag/uuu_1.4.182


Windows環境では"uuu.exe"を選択しダウンロードします。


Androidファイルダウンロード

次にi.MX8MPLUSに書き込むAndroid(android-13.0.0_2.0.0_image_8mpevk.tar.gz)をダウンロードします。

ダウンロードしたファイルはC:\Usersで作業しました。


ボード設定

評価ボードのSW4を0001に設定し、電源を入れます。
正面からみて4だけスイッチを上げた状態です。



書き込み

システム環境変数Pathを設定します。
Windowsアイコン>設定>システム>バージョン情報>デバイスの仕様>システムの詳細設定>環境変数
システム環境変数よりPathを選択して編集をクリック。
新規ボタンよりuuu.exeを保管したフォルダを追加します。


コマンドプロンプトを管理者として実行より起動します。


cdコマンドにてファイルに移動します。
cdの後にファイルディレクトリを記述することでフォルダ移動してる感じです。
    例) cd C:\Users

先ほどダウンロードしたAndroidファイルを解凍します。
tar -xf android-13.0.0_2.0.0_image_8mpevk.tar.gz
解凍によってフォルダが作成されているので、cdコマンドを使用してフォルダ移動します。
    例) cd C:\Users\android-13.0.0_2.0.0_image_8mpevk

書き込みを実行します。
Android_Quick_Start_Guideにある通りに記述しました。
    uuu_imx_android_flash.bat -f imx8mp -a -e -d revb4 -u trusty-dual

%がDoneになったら完了です。




書き込みが終わったら評価ボードの電源を一旦OFFにし、SW4を0010に設定して電源を入れ直します。
しばらくそのままにしておくと起動します。そこそこ時間がかかるので気長に待ちましょう。
Konishiみたいに待ちきれず電源カチカチしたりしないように!




次はGPIOあたりを弄ってみたいですね。


それでは、また。

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